Wiz Khalifa and Snoop Dogg

Mac & Devin Go to High School
Release Date / Dec. 13th 2011
Mac & Devin Go to High School
2012年2月に全米で公開予定だったコメディー映画?「Mac & Devin Go to High School」のサウンドトラック盤。現在映画の公開については未定となっているようだが、サウンドトラックの方は順調で、デビュー週に38000枚を売上げ全米アルバム・チャートの29位、2012年1月末までに90000枚を売上げている模様。アルバムからは現在リードシングルの” Young, Wild & Free”が総合チャートの最高位トップ10圏内にまで食い込んだ。この曲の制作はBruno MarsのThe Smeezingtonsが担当。ビデオ・クリップには登場していないが、ブルーノ・マーズがバックボーカルでフィーチャーされている。さて、本題となる映画の内容だが、現在プロモーションの一環として流れている短編予告を拝見すると、優等生のデヴィン(Wiz)と留年を繰り返すチョイ悪マック(Snoop)がキャストとして抜擢され、笑って良いものなのかわからないが、彼らは実際に所持と引用で逮捕歴がある「麻の葉」の常習者。この映画では大きなキーワードとなっているようだが、自由の国アメリカだからこそ成り立つ映画なのだろう。特に人気絶頂のウィズ・カリファに関しては昨年発売したメジャー・アルバム「Rolling Papers」のタイトルが記すように、そのものに対する人生観をインタビューで堂々と語っている姿は象徴的だ。収録曲には昨年ウィズのレーベルへ移籍したThree 6 MafiaのJuicy JがDrumma Boyのプロデュース曲で参加。個人的に大好きな女性シンガーでAnthony Hamiltonの”My First Love”でデュエットをしていたLatoiya Williamsが久しぶりに姿を現したWarren Gの制作曲で、Currensyといったコア向けのゲストも地味ながらも良い味付けとなっている。お勧めはレイドバック・スタイル、アイズレーブラザーズのサンプリングが心地よいMike Posnerフィーチャー” French Inhale”(タバコなどの煙を口から鼻へ再び戻す吸い方)。” I like the way you french inhale, do it again…”なんだか、絵に描ける状況ですな。劇場公開は未定ですがDVDはリリースされるようなので、是非とも鑑賞してみたい映画である。

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