ソウルピーナッツ

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Adele / 25

15年12月09日

Release Date / Nov. 20 2015
25
2011年にリリースした「21」以来となるニューアルバム「25」を発表したアデル。これまでの2枚のアルバムですでに自身が女性シンガーのアイコンである事は証明してきたが、今作「25」は、その地位を確固たるものにする破竹の勢いを見せている。アルバムから先行して発表された新曲‘‘Hello’’は公式動画公開から僅か3日間で5000万回もの再生を記録。ケイティ・ペリーやラッセル・クロウといったセレブ達も次々とtwitterで賞賛のコメントを残しており、瞬く間に世界中を席捲した。肝心のアルバム「25」はリリースからビルボード・アルバムチャートで2週連続で1位を獲得。その2週でのアルバム・セールスはなんと449万枚!その2週間、全米における全体のアルバム・セールスの約30%をアデル一人で独占した格好だ。音楽シーンでの売り上げ減少傾向が顕著な時代において極めて脅威的な数字と言えるだろう。いったい何故ここまで人を惹きつける事が出来るのだろうか?
アデルは前作「21」では‘‘別かれ’’をテーマとし、今作「25」は‘‘償い’’のアルバムだと発言しているが、いずれもポップシンガーとしては珍しく?内向的なテーマを扱っているかもしれない。リード曲‘‘Hello’’にしてもシンプルなピアノとコーラスをバックにしてアデルの歌唱力を前面を押し出すという極めて簡潔な楽曲に仕上がっている。決して華やかなフレイヴァを感じる訳では無い。いや、だからこそ彼女の歌に乗せた表現力が最大限に発揮されている。 人間の内面と向き合うような楽曲では下手なアレンジに頼った演出よりもアデル自身の歌に乗せた演技力で勝負した方がリスナーの心に響くのだろう。まるで日本における演歌の解釈のようだが、それこそが歌い手の原点のように思えるのだ。いずれにせよこれだけの売り上げを叩き出すという事は、心に染み渡るバラードは万国共通で求められているという事。「25」の興奮は冷めやらないが、1度はライブで拝見したいものだ。
(DJ YU-1)

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