Ludacris / Battle of the Sexes

Release Date / Mar. 9 2010
Battle of the Sexes
2000年のデビューからミックステープなどを除く正規盤のリリースとしては7作目。レコーディングは2008年から行われ、リュダクリスのレーベル“Disturbing Tha Peace”に所属していたリュダお抱えの女性ラッパー、Shawnna(シャウンナ)とのコラボレーションで発表される予定だったが、Shawnnaが昨年レーベルを脱退したため、本作で彼女の参加は3曲のみを残し、他のゲスト・ラッパーと差し替えられている。思い出せばShawnnaは2003年にLudacrisと共に「Stand Up」をパフォーマンスし、ヒットチャートのナンバー1でお披露目をしており(Just like that…って色っぽくサポートしていた方で、ブルース界のキング、Buddy Guyの娘です)本作で参加している女性ラッパー陣の中でもピカイチのフローをかましているだけに、どうして正式なクレジットでリリースが可能なこのビック・チャンスを逃したのか、不思議でしょうがない。その女性ラッパー陣だが、現在ダントツ人気ナンバーワンのNicki Minaj(ニッキ・ミナジ)を始め、サウスのクイーンTrinaや大御所のLil Kimといった面々。男性陣のゲストも豪華でTrey Songzがバックシンガーで参加した「Sex Room」、フロア受け抜群のFlo RidaやGucci Mane、Ne-Yo等のビックネーム。当初はファースト・シングルとしてカットされる予定だった「Everybody Drunk as Fuck」ではShawnnaのフィーチャリングからLil Scrappyへとゲストを入れ替え、SwizzyやNeptunes 、Runnersといったメジャー系のプロデューサーから、本アルバムでブッチぎりのヒットとなった「How Low」を手掛けたカナダの新鋭T-Minusなどが制作にあたっている。

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