Release Date / Dec. 21st 2010

ハリウッド映画界で主演を務めた代表作“Ray”を始め、多くの映画出演にて名だたる栄誉をおさめ、音楽界ではグラミー賞を制覇。今や世界のエンターテイメント業界で最も成功を手にした男として勢いが止まらない。前作「Intuition」はアメリカ国内だけで100万枚以上を売上げ、RIAAにてプラチナム・ディスクに認定。シングルの“Blame It”はTLCの“No Scrubs”が持つアーバン・チャート11週連続1位の記録をぬりかえ12週に渡り1位をキープと数々の神話を残しただけに、本作への制作はプレッシャーとの戦いだったに違いない。本作は全米アルバム・チャートでリリース週に最高6位を記録、2010年4月に“Winner”を先行カットした後、全米シングルチャートでは28位まで登りつめたのだが、俳優業との両立が難しくなり、一時的にアルバム制作の進行が滞っていたようだ。同年11月から立て続けにRick Rossをフィーチャーした“Living Better Now”やDrakeをフィーチャーした“Fall For Your Type” そしてLudacris & Soulja Boyが参加した“Yep Dat’s Me” がラジオでオンエアされると共にアルバムをドロップ。現在のところスマッシュ・ヒットを記録した楽曲は出ていないが、ひとつだけ確かなのは前作に増してトラックの作りがストリートに向けられ、彼の存在が手の届かない別世界へ旅立った訳ではない・・・との解釈からキッズにもいまだ支持を得られるアルバムであることは間違いない。その証と言えるタイトル・ソング「Best Night of My Life」は現在アンダーグラウンドから急上昇中Wiz Khalifa のラップを起用。2011年に最も注目される新人Hip Hopアーティスト。前作から想像できるように「18禁」セクシャルな内容の歌詞はジェイミー本人がペンを握り、制作にEric Hudson を中心にThe Y’s Danja, Rico Loveなどが名を連ねる。