Release Date / Mar. 2 2010
新人のデビュー作ながら ”9 Hits 1 Album” と強気のアルバム・プロモーションに大きく掲げたテーマ。昨年のBillboard シングル・チャートでも1位に輝いたデビュー曲「Whatcha Say」は、アメリカで最も売れているヒット曲満載のコンピレーション・シリーズNow That’s What I Call Musicの「Now 32」に収録され、ジェイソン・デルーロの注目度を一気に押し上げた。「Whatcha Say」は元々Imogen Heap(イモージェン・ヒープ)という女性シンガーが書いた「Hide And Seek」というアカペラ曲のボーカル・ラインをそのまんまサンプリングでパクったもの。アメリカのサイトでは「Whatcha Say」の爆発的なヒットで『あの曲にフィーチャーされている女性アーティストは誰?』と思わぬところからImogen Heap にチャンスが訪れたという余談もある。さてジェイソン・デルーロはハイチ出身の両親を持つ、89年マイアミ生まれ。5歳でパフォーマンスをスタートさせ、学校ではオペラの勉強に励み8歳の頃には曲を書き始めたという。16歳でSean Kingston(ショーン・キングストン), Cassie(キャシー), ラッパーのLil Mama(リル・ママ)等へ楽曲を提供していた。2006年にテレビ放映されたアポロのアマチュア・ショウをファイナル戦で勝ちぬき、翌年にBirdmanの「Bossy」を手掛けたのが初のメジャー仕事となっている。(Jason Derülo の英語版ウィキから一部抜擢。)以降もPitbull の「My Life」やPleasure Pの「First Come」といった楽曲を世の中に送り出すのだが、当時はまだマイナーレーベルだったBeluga Heights(現在はワーナーの傘下)と契約を交わし、バリバリと制作側での下積みを重ねていることから、パッと出のアーティストではないことが理解できる。本作のUS版CDは9曲収録で、米ウォールマート8ドル、ダウンロードでは米iTunesでは8ドルを切り、日本でもアマゾンで900円(3月4日現在)と新作としては今までにはない面白い値段設定で購買欲も上がる!(こちらの記事ではBIOだけになってしまいました。アルバムのレビューはブログにて掲載しますので、ご了承を・・・)
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