ソウルピーナッツ

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Major Lazer / Afrobeats

18年10月06日

Release Date / 13 Sep. 2018

所謂ブラック・ミュージックのアーティスト達(とりわけラッパーに多く見られる)の発言の中に〈ルーツ〉と言う単語が比較的多く見られるのだが、これは文字通りアメリカ在住の黒人達の〈出自 = ルーツ〉という意味である。例えアメリカに産まれて音楽活動をしている黒人のアーティストでも、自身のルーツであるアフリカへ馳せる気持ちは誰しもが持っているようで、これまでの数々のアーティストの楽曲やインタビュー等を振り返ってみてもブラック・ミュージックの重要なキーワードの一つとして〈ルーツ = アフリカ〉といった趣旨の発言が確認できる。では肝心のルーツであるアフリカのミュージック・シーンってどうなんだろうか?
さてこの辺で本題に入るが、ここ数年に渡ってアフリカ系の独特なリズム(アフロビート)がダンスミュージック・シーンでにわかに脚光を浴びてきたと感じる。きっかけは2015年のメジャー・レイザーの‘‘Lean On’’、または2016年のドレイクの‘‘One Dance’’といったアフロビートを引用した曲達の世界的な大ヒットが要因と考えられるが、ヒップホップともEDMとも融和性の高いアフロビートのリズム感がダンス・シーンから注目を集めるのは当然の結果とも思える。いや、これが本当にカッコいいんだな。そう、このアフロビートの集大成とも言えるメジャー・レイザーの「Afrobeats」はダンス・ミュージックとしても完成系と言いたくなるくらいの極上のDJミックス!「Afrobeats」というタイトルからも分かる通り、今作ではDJスネークとのコラボが記憶に新しいニニオラや、バーナ・ボーイ、ミスター・イージーといったアフリカ系のアーティストがフィーチャーされているが、先述の通りヒップホップともEDMとも融和性の高いアフロビートのリズム感には乗せられっ放しである(笑)まさに全ジャンル対応可能の万能ビート。これはしばらく流行るのでは?と思うと同時にアフロビートに目を付けたメジャー・レイザーのディプロは、やはりDJとしては天才だなと感じる。ダンス好きなら必聴すべし。
(DJ YU-1)

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