ソウルピーナッツ

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Charlie Wilson / In It To Win It

17年03月09日

Release Date / Feb. 17 2017
In It to Win It
あの西の大御所スヌープ・ドッグですら最敬礼の‘‘アンクル・チャーリー’’ことチャーリー・ウィルソン。グループ(The Gap Band)時代を含めると40年以上のキャリアを誇り、60代に突入しても歩みを止める気配の無いレジェンド・シンガーが本稿の主役である。そんなチャーリーの約2年ぶりとなるニューアルバム「In It To Win It」では、ベテランの制作意欲はまだまだ健在というところを見せてくれた。端的に今作を一言で表せば、‘‘オーセンティックなソウル’’と言ったところか。きっと何年後に聴いても古臭さを感じないR&Bの様式美に包まれたアルバムは、大人のBGMにはうってつけだろう。
・・・と、ここまで書いてみると所謂「古き良きブラックミュージックが好きな懐古主義」な作品と受け取れなくも無いが、今作はそんな安易な懐古主義な作品では無い。その証拠に大ベテランの新作を彩るゲスト達は旬のアーティストばかり。これまで何度も共演を果たしたスヌープは勿論のこと、いまやサウス・ヒップホップシーンの顔役であるT.Iや、ウィズ・カリファにピット・ブル、レイラ・ハサウェイにロビン・シックなんて、「In It To Win It」一枚の中で音楽祭でも開かれているかの様な豪華さ。この一癖も二癖もあるゲスト達をビシッと纏めるアルバムなんて滅多にお目にかかれません(笑)このブラックミュージック濃度の濃い作品の中でも特に個人的にオススメなのが、ピアノのイントロからグッと引き込まれるアダルトなR&Bの‘‘Chills’’、お祭り男のピット・ブルを完全に乗りこなしたアッパーチューン‘‘Good Time’’、数々の共演で阿吽の呼吸の域に達したスヌープ・ドッグとのコラボ曲‘‘Gold Lush’’。もちろん、これ以外の曲だってオススメです。『捨て曲ナシ!』なんて安い売り文句は決して信用ならないけど、チャーリー・ウィルソンの「In It To Win It」は本当に捨て曲が無いから困ったもんだ。コットン・クラブ辺りの大人のライブの空気が好きな人にはドストライクなアルバムです。
(DJ YU-1)

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