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Lil Yachty / Teenage Emotions

Release Date / May 26 2017
Teenage Emotions
新人のデビューアルバムがリリース前の時点で既にシーン内外から大注目を集めるなんて、こんなソロMCの登場の仕方はスヌープやエミネム以来か?デビュー早々レジェンド達との比較はナンセンスかもしれないが、それだけの期待値の高さを持つ大型新人とみて間違い無いだろう。2016年にD.R.A.Mの大ヒットシングル‘‘Broccoli’’にフィーチャーされたことにより大いに名前を売り、今年に入ってからはカイルと共演した‘‘iSpy’’が絶賛バカ売れ中のラッパー、リル・ヨッティが待望の1stアルバム「Teenage Emotions」を発表した。そんな今作は、次世代のスター候補のデビュー作なだけあって正に旬の音の詰め合わせといった様相だ。まずアルバムからの先行シングル‘‘Peek A Boo’’では、リル自身のレーベルメイトでありこれまた旬のアーティストのミーゴスをゲストに迎え、トラックのプロデュースはアトランタ出身のトラックメイカーであるリッキー・ラックスが担当。サウスらしいバウンスなビートに乗るルーズなフロウがなんとも癖になる一曲だ。他にも多彩なゲストが今作を彩っているが、アルバムタイトルが「Teenage Emotions」なだけあって、若きリル・ヨッティと同年代のフレッシュな面々が顔を揃えた。テキサスからは若手ラッパーのイヴァンダー・グリン、オークランドのフィメールMCであるカマイヤ、UKからはステフロン・ドン、オーストラリアからは20歳の女性シンガー・グレイスが参加と、今作はまるで若手の見本市のよう。そして楽曲の制作陣では、この騒がしい若手達をまとめるに充分な実績を持つヒットメイカーがズラリと並ぶ。説明不要のディプロを筆頭に、ブルーノ・マーズの‘‘24K Magic’’の仕掛け人のステレオタイプス、リル・ヨッティのブレイクのきっかけとなった‘‘1Night’’のプロデューサーであるザ・グッドペリーと隙の無い布陣がリルの船出をサポート。ファッション業界からも注目を浴びる次代のスター候補のデビュー作としては文句のつけようの無い一枚となった。彼の今後が楽しみである。
(DJ YU-1)

Katy Perry / Witness

Release Date / Jun. 9 2017
Witness
これぞUS産エンターテイメントのど真ん中か?なんとTwitterフォロワー数は遂に1億人を越えたそうな!!これは当然世界一の数字である。加えてポップス界の女王テイラー・スウィフトとのビーフや、これまでの派手な男性遍歴etc・・・とまぁ、良くも悪くもアメリカらしさ満載のスター街道を地でいくケイティ・ペリー女史が約4年振りにリリースしたスタジオアルバム「Witness」が、なかなかに攻めている。アルバムタイトルのWitness(目撃者/証人)にはケイティ自身の進化をリスナーが目撃するといった意味合いが込められているそうだが、確かに全米チャート1位を記録した前作「Prism」から製作陣を刷新したことにより産まれたサウンドや、リリックから読み取れる強いメッセージ性など、これまでの彼女の作品よりもエッジの効いたアルバムという印象を受けた。特に今作からの先行シングル‘‘Chained To The Rhythm’’ではあのボブ・マーリーの孫にあたるスキップ・マーリーを、同じく‘‘Bon Appetit’’では今ノリに乗っているヒップホップ・ユニットのミーゴスをそれぞれでゲストに迎えているのだが、これが見事にハマっている。中でもスキップ・マーリーによる社会風刺のきいたラップパートが印象的な‘‘Chained To The Rhythm’’なんかは日本に居ても良く耳にしたくらいだから、今作はさぞかし売れるだろうと思いきや「Witness」は予想通り全米チャート初登場1位を獲得。流石はケイティ。彼女にとっては3作連続での初登場1位である。それにしても2017年のミュージックシーンは、やけに男性アーティストに勢いを感じると思っていたら今年のセールスチャートで1位を獲得した女性アーティストは、今作のケイティでたったの2人目でした(笑)これは近年稀に見る片寄った傾向ではあるが、それだけ今作が健闘している証拠か。一聴の価値はアリ。
(DJ YU-1)

Major Lazer / Know No Better EP

Release Date / June 1 2017

数多くのヒット曲を手掛けるトップ・プロデューサーのディプロが仕掛ける異色のユニットがMajor Lazer(メジャー・レイザー)。デジタルレゲエという、これまでにも有りそうで無かった独自のサウンドは一度聴いたら耳からなかなか離れないシロモノだ。いや、ダンスホール・レゲエにEDMの組み合わせなんて自分がDJをしていたら絶対にセレクトしないと思う・・・しかし、これが絶妙にマッチしているのだからダンスミュージックは面白い。「流石はディプロ」なんて一言で片付けるのは簡単だが、一歩間違えれば最高にカッコ悪くなる組み合わせを作品へと昇華させるセンスは賞賛に値するだろう。そして、このメジャー・レイザーがフジロックフェスティバル’17に参戦するニュースが入って来たのがつい先日の事だが、フェスのシーズンに合わせるかのように?彼らが新曲をドロップしてきた。「Know No Better EP」なるタイトルの6曲入りのEPである。同EPではEDM寄りに舵を切った‘‘Jump’’、‘‘Front Of The Line’’のようなアップテンポな曲から、ショーン・ポールにJ・バルヴィンをゲストに迎える事により正統派なダンスホールのフレイヴァをまとった‘‘Buscando Huellas’’まで各収録曲のBPMは幅広く、デジタルレゲエの異名は伊達じゃないところが垣間見える。そしてやはり今作の目玉はタイトル曲の‘‘Know No Better’’か。元フィフス・ハーモニーのカミラ・カベロ、実力派のMCであるトラヴィス・スコットにクエヴォをフィーチャーした同曲は、旬のプロダクトにキャッチーなフックが耳に残る華やかな一曲。今年のフジロックに参加する方は、是非とも予習として今作をチェックして貰いたい。たった6曲入りのEPなんてボリュームに欠けると思いきや、どの曲もコッテリ濃厚としたキラーチューンになっておりますので、胸焼けにご注意を(笑)
(DJ YU-1)

Maysa / Love Is A Battlefield

Release Date / May 15 2017
Love Is a Battlefield
あのインコグニートのボーカリストとして名を馳せる女性シンガー、メイザ・リークの通算13枚目の最新アルバムはカバー・アルバムだ。ここ最近ではオリジナル・アルバムのリリースが続いていたメイザだが、これまでもスティービー・ワンダーの‘‘Don’t You Worry ‘Bout A Thing’’のカバーをきっかけにインコグニート加入のきっかけを掴み、ソロとしても2006年発表の「Sweet Classic Soul」以降、カバー作品は積極的にリリースしてきた実績がある。そんな彼女の久々となるカバー・アルバムが今作「Love Is A Battlefield」なのだが、なかなかの聴きごたえに思わずニヤリとしてしまった。メイザ自身のフェイバリットソングを中心に構成された今作は、あのテヴィン・キャンベルにベビーフェイスが提供したクラシック‘‘Can We Talk’’や、アトランティック・スターの‘‘Am I Dreaming’’、オデッセイの‘‘Inside Out’’(個人的にオデッセイが今作のNo.1カバー!)、アイズリー・ブラザーズの‘‘Footstep In The Dark’’等を筆頭に70年代~90年代の名曲が満遍なく散りばめられている。そしてどのカバーもメイザらしいソウルフルな解釈で産まれ変わっているが、これは制作陣に迎えた盟友ヘヴィウェイツやジャズシーンに欠かせないキーボード奏者、クリス・デイビスによる仕事の賜物だろう。そんな今作の印象は‘‘大人の作業用BGM’’として完璧な一枚と言ったところか。この全く隙の無い、珠玉のカバー達の中でも特に異彩を放つのが、ジャスティン・ビーバーの‘‘As Long As You Love Me’’だ。今作中では当然新し目の曲で2012年のヒット曲だが、流石はメイザ姐さん。最近の曲も完全に自分色に染め上げております。お見事!!
(DJ YU-1)


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