ソウルピーナッツ

おすすめCD 最新リリース情報more

DNCE / DNCE

Release Date / Nov 18 2016
DNCE ~スペシャル・プライス盤
音楽シーン的にはポップス豊作の年となった2016年だが、そんな今年の後半にダメ押しと言わんばかり?にリリースされたのがDNCEのデビューアルバム「DNCE」だ。今作は娯楽音楽としての王道を突き進む明快なサウンドが聴き手を選ばない普遍的な内容となっている。そもそも、あのジョナス・ブラザーズの一員として一時代を築いたジョー・ジョナスがメインボーカルを務めるバンドがこのDNCEだ。デビューアルバムと呼ぶには違和感を感じるくらいのエンターテイメントぶりにニヤリとさせられた。この素晴らしいデビューアルバムを作り上げる伏線は何と言っても昨年発表した1stシングル‘‘Cake By The Ocean’’だろう。グループのデビューシングルにして全米&全英の両チャートでトップ10入りを果たし、MTVのビデオ・ミュージックアワード2016では最優秀新人賞を獲得するなど、初っ端から快調に飛ばしたDNCE。日本のファンにとっては今年の8月にセレーナ・ゴメスの来日公演のオープニング・アクトとしてのパフォーマンスが記憶に新しいか。この来日時の国際フォーラムでの‘‘Cake By The Ocean’’がライブ映像としてはグループ初の公式動画として公開となる等、フレッシュな話題を提供しつつも畳み掛けるようにニューシングル‘‘Body Moves’’をリリース。これまた‘‘Cake By The Ocean’’に負けず劣らずの王道ポップスサウンドを披露している。今作の色をジョー・ジョナスに言わせると「ハウスパーティの様なアルバム」だそうだが、その一言が「DNCE」の核心を上手く突いているのでは無いか?この年末のパーティシーズンに見事にハマっている。何となく仲間を呼んでピザを注文したくなる気分・・・って、この気持ち分かります?(笑)
(DJ YU-1)

Bruno Mars / 24K Magic

Release Date / Nov. 18 2016
24K・マジック
昨年、記録的な大ヒットを記録した‘‘Uptown Funk’’でマーク・ロンソンと共にディスコ・サウンドへの原点回帰のようなスタイルを示したブルーノ・マーズ。自身名義としては約4年振りとなるニューアルバム「24K Magic」では‘‘Uptown Funk’’で提示したスタイルに磨きがかかり、より深くファンクの方向へと舵を切っている。この「24K Magic」の収録曲は全9曲でたったの34分間と、ここ最近のスタジオアルバムとしては非常にコンパクトにまとまっていると言えるが、収録された全ての楽曲がシャンプー・プレス&カールなるプロデュースチームによる制作だ。これはブルーノ・マーズを筆頭に彼の補佐役であるフィリップ・ローレンス、ブローディ・ブラウンの3名からなるスペシャルユニットである。結果的にこの人選は功を奏する事になったのだろうか。「息の合った人間が少数精鋭でスタジオに篭るとこんな音になりますよ」と言わんばかりのファンクネスが炸裂している。今回のアルバム制作では、ブルーノ自身がニュー・ジャック・スウィングや90年代のGファンクからの影響を公言しているが、アルバム全体から響き渡る跳ねたビートを聴けば納得のバックグラウンドと言える。そして、そのファンクネスの集大成とも言えるのがアルバムからのリード・シングル‘‘24K Magic’’か。この曲ではゲストにトークボックスの第一人者バイロン・チェンバースを起用しており、どこか懐かしいサウンドに更に拍車をかけることに成功している。するとこれがセールス的にも大成功。全米シングルチャートで初登場1位を皮切りに、iTunes世界総合シングルチャートでも1位、国別のシングルチャートでも6ヵ国で1位、21ヵ国でトップ3入りと昨年の‘‘Uptow Funk’’に引けを取らない勢いを見せる。この熱量を持続し、ソウル / ファンク回帰の流れを音楽シーン全体のトレンドへと昇華させる事が出来た時、ブルーノ・マーズは世界的スーパースターと言って差し支えないアーティストになっているかも知れない。そして「24K Magic」は、その可能性を大いに秘める。ベタな表現になってしまうが、2016年で1番‘‘ファンキー’’なアルバムである事は間違いない。
(DJ YU-1)

Alicia Keys / Here

Release Date / Nov. 4 2016
ヒアー
これぞブラックミュージックのド真ん中。これまでにも全世界中でアルバム累計3000万枚以上のセールスを誇るアリシア・キーズが、およそ4年ぶりとなるニューアルバム「Here」を発表した。この素晴らしい作品についてあれこれ薀蓄を垂れるのは簡単だが、そんな野暮な事はしないで手放しで絶賛したいくらいストライクなアルバムだ。まず冒頭の〈TurnTable Histry・・・Old School, New School・・・〉という語り口から始まる今作のイントロダクション‘‘The Beginning’’からして往年のヒップホップヘッズのハートは撃ち抜かれるであろう。そう、今作をカテゴライズするならば間違いなくR&Bなのだが、彼女の作品からはヒップホップのバイブスも力強く伝わってくる。そのバイブスが「Here」の中でも特に顕著にあらわれているのは何と言っても‘‘She Don’t Really Care_1 Luv’’か?この曲はシンプルなビートの控え目な曲かと思わせといて後半からトラックが差し代わるのだが、差し替えたトラックはなんとNasのクラシック中のクラシック「Illmatic」収録の‘‘One Love’’ネタ使いときた。これには思わずニヤリとしてしまった。クラブシーンでは‘‘One Love’’とセットで使うDJ続出の予感である(笑)少々話が逸れてしまったが、今作は旬のプロデューサー、ジミー・ネイプス作のリードシングル‘‘In Common’’や、これまた旬のラッパーであるエイサップ・ロッキーをゲストに迎え、夫であるスウィズ・ビーツと前妻との子に捧げる赤裸々な内容が話題の一曲‘‘Blended Famiry’’など力作揃いで聴き手の身体も揺れっぱなしだ。アルバムの所々に散りばめられたインタールードも効果的に効いていて、アルバム一枚で一つの物語を見ているような気分にさせる演出も憎い。そんな「Here」は初動で約5万枚を売上げアルバムチャートでは初登場2位につけた。ファンにとっては少し早いクリスマスプレゼントとなった今作は年末のヒットチャートを更に暖めてくれそうだ。
(DJ YU-1)

Tove Lo / Lady Wood

Release Date / Oct. 28 2016
Lady Wood
スウェーデン発の実力派シンガーソングライター、トーヴ・ローが約2年振り、自身2枚目となるスタジオ・アルバム「Lady Wood」を発表した。祖国スウェーデンだけでは無くUSシーンでもプラチナディスク獲得を誇り、華々しいデビューを飾ったトーヴ・ローだけに今作への期待値も間違いなく高い。現に「Lady Wood」リリース前に参加したニック・ジョナスの‘‘Close’’が全米チャート/UKチャート共にトップ20にランクイン。ニック・ジョナス名義の楽曲ながらも自身のアルバムに対しても好プロモーションとなった筈だ。
そんな好感触?の最中にリリースされた先行シングルが‘‘Cool Girl’’だ。トーヴ・ローの代表作と言えば、ほぼ無名に近かった時期にも関わらず、全米チャートを始めとした主要各国のチャートのほとんどでトップ10入りを果たした驚異の一曲‘‘Habits’’が挙がるだろう。残念ながら‘‘Cool Girl’’はセールス的にはその‘‘Habits’’程のインパクトは残せなかったものの、個人的には両曲共に甲乙つけ難いものがある。一聴して引き込まれる魅力に包まれた曲が‘‘Habits’’だとしたら、聴けば聴くほどジワジワ好きになるタイプの曲が‘‘Cool Girl’’といった所か。
特に同曲の抑揚を抑えたサビと浮遊感のあるビートの組み合わせは一発の破壊力は乏しいが、確かな中毒性がある。この‘‘Cool Girl’’に象徴されるように今作「Lady Wood」は派手さは無いが玄人受けする魅力が詰まった一枚だと感じた。とは言え一般受けが悪いのかと言えば決してそんなことは無く、母国のスウェーデンチャートでは1位を獲得。UKチャートでも早速ランクインを果たし、実力派の健在振りを示した。その今作の中でも特に筆者個人としてはアルバム1曲目の‘‘Fairy Dust’’から‘‘Cool Girl’’までの流れるような曲順がハイライトだと思う。序盤の4曲ですっかり彼女に主導権を握られてしまった(笑)しかし、この人は一曲一曲に洒落た曲名を与える人だなぁ。こういう所も好きです。
(DJ YU-1)


Soulpnuts Productions とは??

What's going on

our_djs

トラックステージ