ソウルピーナッツ

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Miley Cyrus / Younger Now

17年10月12日

Release Date / Sep. 29 2017

世間的にマイリー・サイラスというアーティストはどんなイメージだろうか?近年の活動でいえば刺激的なメイクと衣裳に加えてレディ・ガガばりの過激なステージ・パフォーマンスが物議を醸す。そんなゴシップ誌が大喜びしそうなキャラ立ちのお騒がせシンガーというイメージが一番強いかもしれない。ところが今年に入ると大きくイメージチェンジしているではないか!メイクも衣裳もナチュラルに様変わりし、カメラの前ではキュートにはにかむマイリーの姿に驚いたファンも多いのでは?
いやいや、ディズニーチャンネルの『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』で大ブレイクを果たし、同局の最高視聴率を叩き出した名子役‘‘ハンナ・モンタナ’’の完成形としては今作「Younger Now」をリリースしたマイリー・サイラスが一番しっくりくる。それどころかディズニーチャンネル卒業以降のアバンギャルドなマイリーの姿は少し無理をしていたのではないかと、いらぬ心配をしてしまうほどだ。そんな大胆な変身?を果たしてリリースされた今作「Younger Now」は自身のソニー移籍からの第2作目という事になるが、今年の上半期にリリースしたリードシングルの‘‘Malibu’’で新しい彼女の方向性を明確に示してきた。恋人であるオーストリア人俳優のリアム・ヘムズワースへの想いをリリックに乗せたという‘‘Malibu’’はラブソングに相応しいミディアムテンポが心地よく、同曲のジャケットでは何か憑き物でも取れたかのような穏やかな笑みを見せるマイリーが微笑ましい。と、思っていたらジャケットの撮影を担当したカメラマンは、なんと彼氏のリアムだそうで(笑)ここまで堂々とイチャつかれると逆に清々しいくらいだが、シングルチャートでもちゃっかり最高10位につけて公私共に順調な滑り出し。続いてドロップしたシングルは日頃から支持を表明しているヒラリー・クリントンからの影響を曲に込めた‘‘Inspired’’。こちらではカントリー調のバラードで大人びた歌声を聴かせるマイリーに感心しきり。なんだか前作からのギャップが凄い事になっているが、ここまで大胆にスタイルチェンジしたアーティストは今までいただろうか?もはや別人の域で様変わりしたマイリー・サイラスだが、奇抜なスタイルを辞めた理由は「マリファナをやめたから」だそうだ・・・この発言のどこまでが本音かは定かでは無いが、大人達を振り回す小悪魔的な要素だけはデビュー当初のハンナ・モンタナ時代から一貫していたりして。だって、こんな破茶滅茶な彼女のパブリックイメージ無しで今作を聴くとポップスの王道を行く素晴らしいアルバムになっているんだから、女性の本質ってのは本当に奥が深くて難しい(笑)
(DJ YU-1)

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