ソウルピーナッツ

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Lil Yachty / Teenage Emotions

17年06月29日

Release Date / May 26 2017
Teenage Emotions
新人のデビューアルバムがリリース前の時点で既にシーン内外から大注目を集めるなんて、こんなソロMCの登場の仕方はスヌープやエミネム以来か?デビュー早々レジェンド達との比較はナンセンスかもしれないが、それだけの期待値の高さを持つ大型新人とみて間違い無いだろう。2016年にD.R.A.Mの大ヒットシングル‘‘Broccoli’’にフィーチャーされたことにより大いに名前を売り、今年に入ってからはカイルと共演した‘‘iSpy’’が絶賛バカ売れ中のラッパー、リル・ヨッティが待望の1stアルバム「Teenage Emotions」を発表した。そんな今作は、次世代のスター候補のデビュー作なだけあって正に旬の音の詰め合わせといった様相だ。まずアルバムからの先行シングル‘‘Peek A Boo’’では、リル自身のレーベルメイトでありこれまた旬のアーティストのミーゴスをゲストに迎え、トラックのプロデュースはアトランタ出身のトラックメイカーであるリッキー・ラックスが担当。サウスらしいバウンスなビートに乗るルーズなフロウがなんとも癖になる一曲だ。他にも多彩なゲストが今作を彩っているが、アルバムタイトルが「Teenage Emotions」なだけあって、若きリル・ヨッティと同年代のフレッシュな面々が顔を揃えた。テキサスからは若手ラッパーのイヴァンダー・グリン、オークランドのフィメールMCであるカマイヤ、UKからはステフロン・ドン、オーストラリアからは20歳の女性シンガー・グレイスが参加と、今作はまるで若手の見本市のよう。そして楽曲の制作陣では、この騒がしい若手達をまとめるに充分な実績を持つヒットメイカーがズラリと並ぶ。説明不要のディプロを筆頭に、ブルーノ・マーズの‘‘24K Magic’’の仕掛け人のステレオタイプス、リル・ヨッティのブレイクのきっかけとなった‘‘1Night’’のプロデューサーであるザ・グッドペリーと隙の無い布陣がリルの船出をサポート。ファッション業界からも注目を浴びる次代のスター候補のデビュー作としては文句のつけようの無い一枚となった。彼の今後が楽しみである。
(DJ YU-1)

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