ソウルピーナッツ

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Bruno Mars / 24K Magic

16年11月23日

Release Date / Nov. 18 2016
24K・マジック
昨年、記録的な大ヒットを記録した‘‘Uptown Funk’’でマーク・ロンソンと共にディスコ・サウンドへの原点回帰のようなスタイルを示したブルーノ・マーズ。自身名義としては約4年振りとなるニューアルバム「24K Magic」では‘‘Uptown Funk’’で提示したスタイルに磨きがかかり、より深くファンクの方向へと舵を切っている。この「24K Magic」の収録曲は全9曲でたったの34分間と、ここ最近のスタジオアルバムとしては非常にコンパクトにまとまっていると言えるが、収録された全ての楽曲がシャンプー・プレス&カールなるプロデュースチームによる制作だ。これはブルーノ・マーズを筆頭に彼の補佐役であるフィリップ・ローレンス、ブローディ・ブラウンの3名からなるスペシャルユニットである。結果的にこの人選は功を奏する事になったのだろうか。「息の合った人間が少数精鋭でスタジオに篭るとこんな音になりますよ」と言わんばかりのファンクネスが炸裂している。今回のアルバム制作では、ブルーノ自身がニュー・ジャック・スウィングや90年代のGファンクからの影響を公言しているが、アルバム全体から響き渡る跳ねたビートを聴けば納得のバックグラウンドと言える。そして、そのファンクネスの集大成とも言えるのがアルバムからのリード・シングル‘‘24K Magic’’か。この曲ではゲストにトークボックスの第一人者バイロン・チェンバースを起用しており、どこか懐かしいサウンドに更に拍車をかけることに成功している。するとこれがセールス的にも大成功。全米シングルチャートで初登場1位を皮切りに、iTunes世界総合シングルチャートでも1位、国別のシングルチャートでも6ヵ国で1位、21ヵ国でトップ3入りと昨年の‘‘Uptow Funk’’に引けを取らない勢いを見せる。この熱量を持続し、ソウル / ファンク回帰の流れを音楽シーン全体のトレンドへと昇華させる事が出来た時、ブルーノ・マーズは世界的スーパースターと言って差し支えないアーティストになっているかも知れない。そして「24K Magic」は、その可能性を大いに秘める。ベタな表現になってしまうが、2016年で1番‘‘ファンキー’’なアルバムである事は間違いない。
(DJ YU-1)

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