ソウルピーナッツ

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ASAP Rocky / At. Long. Last. ASAP

15年07月22日

Release Date / May 26 2015
At.Long.Last.A$ap
本名はラキム・メイヤーズ 。あの至高のリリシストとして知られるラキムに因んで命名されたなんて、まるでラップをする為に産まれて来たかのようなエピソードだ。そんな彼のラッパーとしての通り名はエイサップ・ロッキー。NYはハーレムを中心に活動するエイサップ・モブのMCである。デビューアルバムである前作「Long. Live. A$AP」は初登場全米1位を記録。またトレンドセッターとしても知られるエイサップはフェラガモやDKNYの広告塔も務めており、まさにスター街道をひた走ってきたと言っても過言ではない。そんなエイサップ待望のセカンドアルバム「At. Long. Last. A$AP」は独特の空気感を纏った唯一無二の作品となった。
大ヒットを記録した前作「Long. Live. A$AP」はメインストリームを意識したサウンド中心だったのに対し、今作はよりエッジの効いたサウンドが中心となっている。ややBPMが遅めで排他的なビートは一聴すると重く聴こえるかもしれないが、この重いトラック達を難なく乗りこなすエイサップのラップのスキルは圧巻である。BPMが遅めのビートにラップを乗せると、往々にしてリリックが間延びしたような聴こえ方をする事があるが、今作ではそんな場面は見当たらなかった。それどころかカニエ・ウェストやリル・ウェイン、モス・デフといった豪華なゲスト陣に囲まれてもエイサップのフロウは際立って聴こえたくらいだ。一貫して世界感が統一された「At. Long. Last. A$AP」だが、唯一の例外はマーク・ロンソンが大胆なサンプリングで魅せた‘‘Everyday’’か。この曲でも変幻自在なフロウでアジャストして魅せたエイサップ。全18曲聴かせてもラッパーとしての底は到底見えなかったが、次作では様々なタイプのプロデューサーとの他流試合も期待したい。まだ才能の全てを使い切って無いでしょ?
(DJ YU-1)

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