Lady Gaga / Born This Way

Release Date / May. 23th 2011
ボーン・ディス・ウェイ (スペシャル・エディション(2CD))
経済誌フォーブス・マガジンの発表によると2011年にLady Gaga(レディ・ガガ)が稼ぐ年収は日本円で80億円以上を予想、本年度の「世界で最も影響力のあるセレブ100人」にて1位を獲得。物差しとなるツイッターのフォロアー数は世界最高の1000万人越えという驚異的な人気を誇るレディ・ガガは単なる時の人ではない。本作「Born This Way」(ボーン・ディス・ウェイ)からの先行シングルでアルバムのアンセム曲“Born This Way”は2011年2月に行われた「第53回グラミーアワード」にて初めて人々の前で披露され、その模様は世界各国でライブ中継された。直後のタイミングでシングルのセールスが開始となったことも踏み台となり、結果として世界23カ国iTunesストアで1位を獲得。アメリカ国内では3日間で448000回の最速ダウンロードを記録。全米シングル総合チャートでは初登場1位となり同時にアメリカのチャートの統計史上1000作目のナンバーワン・ソングという記念も作り上げた。無論、日本を含む世界の主要国20以上で軒並みトップの座を奪ったのは言うまでもない。曲中の歌詞には「貧乏、成功者、障害や肌の色、性別は関係ない。私達は皆平等で自身の運命の元に生まれてきた」と力強く歌う姿が人々に勇気とパワーを与え、世界のダンスフロアーでは8ビートのキックが人々の腹底を打ち抜く。自ら音楽制作を日々のライフワークとして取組み、ここまで音楽の力を最大限に利用し独自のキャラクターで訴えかけるアーティストは他に居ない。勘違いされやすいが、ただの歌わされているポップ・シンガーとはわけが違う。本作は発売元の国によって収録曲の企画が多少異なるもの、日本のスペシャル・エディション盤は2CDの片面に17曲を収録。もうひとつに“Born This Way”や“Judas”など先行曲のリミックス・バージョンが収録されている。5月末の現在サード・シングル“The Edge of Glory”が既に大ヒットの予兆を感じさせる。数ヶ月前に亡くなったガガの祖父に捧げた作品で、当初悲しみに明け暮れていた彼女が「この世を去る瞬間」をテーマとしピアノで書き下ろした曲をエレクトロにアレンジ加工。収録曲のそれぞれにストーリーがあり、レディ・ガガの熱いメッセージが込められている。

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