Keri Hilson / No Boys Allowed

Release Date / Dec. 17th 2010
ノー・ボーイズ・アラウド
2000年代中盤にティンバ・ランドのレーベル「Mosley Music」と契約し、プロデューサー・チームThe Clutchの一員として着実に力を付け、09年にデビュー。2010年のグラミー新人賞は逃したもの、BETアワードやソウルトレイン・アワードでは見事に受賞を果たし、US内だけでも50万枚以上を売上げたことからデビュー作「In a Perfect World」はゴールドディスクに認定。ヨーロッパを始めカナダやオーストラリアなどでも好調な売れ行きを見せ、日本でも2010年サマーソニックのステージに姿を現し、確実にファン層を獲得し印象を残している。そんな成功を収めた後の本作セカンド・アルバム「No Boys Allowed」からの先行シングル“Breaking Point”は2010年9月にリリースされたが、楽曲の良さには比例せず、シングル・チャートでは全く話題をさらうことが出来ずに苦戦。続く“Pretty Girl Rock”はケリのお茶目なライミングをメロディにのせた、一度聴いたら忘れられないキャッチーなPop作。個人的にも大好きな曲だが、2011年1月8日付け全米シングル・チャートにて現在31位と上昇中、こちらでは充分な勝算を見込めるだろう。ちなみにこの“Pretty Girl Rock”ではBill Withers の名曲“Just the Two of Us”をサンプリングしているとのクレジットがあるが、楽曲を聞く限り、どの部分に引用されているのか全く見当がつかない。ゲスト出演はRick Ross、Nelly、Chris Brown、J. Cole、Kanye Westと無敵の面子に加え、制作陣は前作同様Timbaland、Polow da Donを中心にBoi-1da、StarGate、Danjaなど時の人を迎えている他、John Legend が”All the Boys” にてソングライティンに参加している模様。

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